場外発売所の考察

構造タイプ別分類

タイプ 特徴 典型例
ビルイン型 ビル一棟丸ごと、または限られたフロアーに入っているタイプ。都市部の市街地に立地するタイプはほとんどこのタイプで、館内は発売窓口が機能的に配置され、利用者用の椅子類は基本的に少なく、立って見るのが前提の施設になっている。 WINS梅田、難波、新宿、銀座、広島、札幌、名古屋
パルス高知
アリーナ型 広い無柱の平面空間に大型映像装置が設置され、観客は平面に並べられた椅子に座り見る事が出来るタイプ。発売窓口は周囲や背後に配置。建物としては平屋建てまたは2階建てまでで、体育館のような雰囲気となる。 WINS室蘭、静内
テレトラック安代、横手
シアター型 まさに劇場の様な造りになっているタイプ。雛壇状にしっかりと配置された椅子で大型映像を見ることが出来る。発売窓口は背後に配置。地元の為に劇場、ホールとしての利用を念頭に置いた構造となっている。 シアター恵那
テレトラックつがる
WINS佐世保
簡易シアター型 簡易に作られた雛壇状のベンチから大型映像を見るタイプ。この雛壇状のベンチは可動式か撤去出来る様になっていて、フロアーを広く使う利用も出来うる構造になっている。したがって雛壇を上って行っても発売窓口はなく、必ず下へ降りなくては行けない形になっている。 テレトラック種市、釜石
オープス中郷
アミューズメント型 様々な形でゆとりの空間を確保し、遊べるスペースをとったタイプ。 WINS米子、八幡
小空間型 1フロアーで、1空間のみのシンプルで小規模なタイプ。郊外の小型場外や、施設付属型に多い。 新潟県競馬場外発売所
境町場外発売所
サンアール弥富
豪華型 内部を指定席として、限られた客を快適にすごせるようにしたタイプ。 エクセル伊勢佐木

立地タイプ別分類

タイプ 特徴 典型例
市街地型 都市中心の市街地に立地するタイプ。主に鉄道を利用してくる客が多い。 WINS新宿、梅田
郊外沿道型 郊外の幹線道路沿いなどの様々な商業施設が立ち並ぶ地域に立地するタイプ。車での客が前提。 WINS石和
テレトラック三本木
郊外閑散型 郊外の閑散とした所にポツリと建つタイプ。 オープス中郷
テレトラック山本
商業施設付属型 商業施設の中に入ったタイプ。 ドリーム中津
競馬関係施設付属型 競馬場やトレセンの敷地に立地するタイプ。 新潟県競馬場外発売所
境町場外発売所
サンアール弥富

市街地 郊外沿道 郊外閑散 商業施設付属 競馬関係付属
ビルイン WINS札幌、新宿、銀座、渋谷、後楽園、錦糸町、浅草、新橋、立川、横浜、名古屋、京都、梅田、難波、道頓堀、神戸、広島
ハロンズ岩見沢、テレトラック宮古、OFFT後楽園、パルス高知
トゥルー佐賀      
アリーナ 旭川レーシングセンター WINS釧路、室蘭、石和
テレトラック横手、三本木
WINS静内、高松
テレトラック安代、山本、ニュートラックいいたて、オープス磐梯、パルス宿毛
   
シアター   テレトラックつがる シアター恵那    
簡易シアター     テレトラック釜石、種市、オープス中郷、ニュートラック松山    
アミューズメント WINS新白河 WINS八幡 WINS米子    
小空間 WINS銀座通り
福山駅前場外、ギャロップ益田
  サンアール磯部 ドリーム中津 新潟県場外、境町場外、サンアール弥富、トゥルー鳥栖
豪華 エクセル田無、伊勢佐木        
今後の展望
 WINS米子、八幡に代表される大型施設は、今後売上の伸びが期待できない状況では建設、維持コストの負担が大きいので出来にくいと思います。でもJRAはその後も汐留、佐世保と大型施設を展開しています。維持管理のコストで今後に負担を残す事になるのに、積極的な展開です。
 今後は中小規模の郊外沿道型が適当と考えます。比較的地価の安い郊外で、車での集客が期待でき、集客力という点で利害関係が一致し周辺の同意が得られる可能性が高いからです。
 地方競馬は地元振興施設を兼ねたシアター型、道の駅や商業施設と連携した立地が適しているようです。初期投資を最小限に押えたAibaの形態が主流になりそう。

今後更に考察を深めて行きたいと考えております。
何かご意見、ご指摘などございましたらこちらまでメール頂けましたら幸いです。

[戻る]  [TOP]